モンゴルとイスラーム的中国
- 2014/02/19
- 18:08
見本が届いたばかりの、最新の寄稿です。

楊海英『モンゴルとイスラーム的中国』文藝春秋・文春学芸ライブラリー、2014年2月20日刊(単行本は2007年、風響社より刊行)
ここに「解説」を寄せました(425-430頁)。
イスラーム世界を専門にしているといっても、中国ムスリムは私にとって最も未知の世界。勉強させてもらいました。
中国西北部、モンゴル系やウイグル系のムスリム諸民族を訪ね歩く。「民族」が縦糸、スーフィー教団の系譜が横糸か。
全体を通して導き手となるのは、回族出身で、文革期に内モンゴルで遊牧生活を送った作家・歴史家の張承志。
独特の文体。オリジナルな研究というのは通り一遍の解釈を拒むもので、解説を書くのは大変でした。

楊海英『モンゴルとイスラーム的中国』文藝春秋・文春学芸ライブラリー、2014年2月20日刊(単行本は2007年、風響社より刊行)
ここに「解説」を寄せました(425-430頁)。
イスラーム世界を専門にしているといっても、中国ムスリムは私にとって最も未知の世界。勉強させてもらいました。
中国西北部、モンゴル系やウイグル系のムスリム諸民族を訪ね歩く。「民族」が縦糸、スーフィー教団の系譜が横糸か。
全体を通して導き手となるのは、回族出身で、文革期に内モンゴルで遊牧生活を送った作家・歴史家の張承志。
独特の文体。オリジナルな研究というのは通り一遍の解釈を拒むもので、解説を書くのは大変でした。
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